暑中お見舞い申し上げます。
東日本大震災で尊い命を失われた尊霊のご冥福をお祈りするとともに、災害を受けられた皆さまには謹んでお見舞いを申し上げます。
梅雨前線の活動が九州各地と東北で活発となり大変な被害が出おります。
近年心配される異常気象によって世界各地で大雨、干ばつの引き起こす災害が報道されています。地球温暖化など言われ続けていることですが、人類、私たちが起こしたことでありますから、私たちには、早期の対策の確立と実行の努力が求められます。
日に日に緑が深まり、花々もアジサイ、ユリ、カンナ、そして小ヒマワリと咲き始めました。本格的な夏が訪れ暑さが一段と増してまいるものと存じます。
皆様にはお変わりなく為法ご活躍の御事と拝察申し上げお慶び申し上げます。
さて、世界を見ますと、アフガニスタン、そしてイスラエルとパレスチナの問題、さらにはアフリカ諸国にも政変などがあり、憂うることが頻発致しており、落ち着いた状況とはほど遠いものとなっています。
5月12日から5月14日までバンコクのマハチュラロンコン仏教大学及び、国連アジア本部において開催された第8回「国連ウェーサクの日祝賀式典及び国際仏教徒会議」には叡南会長、玉川副会長、秦理事、中村理事、浅川ITRI会長をはじめとして、多くの本会の会員が参加しました。
この会議では「社会経済の発展と仏教の力」とのテーマで議論が深められました。
タイ国の首都バンコクは昨年は非常事態宣言が出されており、やや騒然としていましたが、本年はほほ笑みの国と言われる姿を取り戻し、全ての行事が落ち着いた中に無事に執行されました。仏天の加護と感謝いたしております。
私ども世界連邦運動を進めている者に課せられた役割はあまりにも大きく、重いものがあります。
神仏のご加護と導きを得て、世界を非戦に導く運動の推進に皆様と共に努めたく存じます。
皆様の一層のご指導をお願いし、また皆様のご健勝をお祈りし、暑中お見舞いのご挨拶を申し上げます。
平成二十三年盛夏 理事長 可児光永
平成23年暑中お見舞い 理事長 可児光永
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