平成24年 夏季ごあいさつ 理事長 可児光永

暑中お見舞い申し上げます。
夏の花々、アジサイ、ユリ、カンナが大きく美しく咲き始めました。
一方で梅雨前線の停滞に依って九州各地で大変な被害が出ております。
近年の心配されている異常気象の引き起こす災害に思われます。地球温暖化など、言われ続けていることですが、人類、私たちの引き起こしたことでありますから、私たちは早期の対策の確立と実行へのさらなる努力が求められます。

皆様にはお変わりなく為法ご活躍の御事と拝察申し上げお喜び申し上げます。

5月30日から6月2日までタイ国アユタヤのマハチュラロンコン仏教大学とバンコクの国連アジア本部において開催された第9回「国連ウェーサクの日祝賀式典及び国際仏教徒会議」には、叡南会長、秦理事、中村理事、浅川ITRI会長をはじめとして、多くの本会の会員が参加しました。
この会議では「仏陀の成道2600年の祝賀」に因み、「人間の幸福にとっての仏陀の成道」というテーマを設けて、世界85カ国から約5000名が参加して議論が深められました。
タイ国の首都バンコクは昨年と異なり落ち着いた装いで、あちこちに少し水害の痕跡がありましたが、全ての行事が落ち着いた中に無事に執行されました。
佛天の加護と感謝いたしておりますし、ご参加の皆さんに感謝申し上げます。
私ども世界連邦運動を進めている者に課せられた役割は大変大きく、重い者があります。
神佛のご加護と導きを得て、世界連邦の実現と世界を非戦に導く運動の推進に、皆様と共に努めたく存じます。
皆様の一層のご指導をお願いし、また皆様のご健勝をお祈りし、暑中お見舞いのご挨拶を申し上げます。

平成二十四年盛夏
世界連邦日本仏教徒協議会
理事長 可児光永