理事長あいさつ

明けましておめでとうございます。

皆様にはお健やかに新春をお迎えの事と存じます。旧年中は皆様には本会のために、何かとご尽力賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
平成23年3月11日の東日本大震災からまもなく八年になります。
昨年は大きな台風の来襲もあり、各地で災害が起きております。改めて被災し亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心安らかな日々の訪れが1日も早からんことと、災害の発生が少ないことを神仏にお祈りするところです。
昨年、本会は例年の行事となりましたタイのバンコクで行われたウェーサク祝祭とその関連の行事のため、5月25日から5月27日まで会員の皆様にご参加いただき、世界の仏教徒との交流、ことにマハチュラロンコーン大学の学長を始めとするタイ国の仏教指導者との交流に尽くしていただき有難うございました。
6月1日には横浜に於いて参議院議員の有村治子先生を始めとして講師の先生をお招きし、講演会を開催しました。ご協力有難うございました。
さらに本会は関西宗教懇話会と共催して、11月18日に千鳥ヶ淵墓苑、靖国神社において大変多くの皆様とともに四回目となる慰霊の法要を曹洞宗東光院村山廣甫師をご導師として執行することができました。
平和を願う私共は今後も慰霊の気持ちを持ち続け、平和を希求する活動に尽力する覚悟を新たにすることができたと思っております。
世界連邦日本宗教委員会も昨年は12月5日にハワイ・ホノルルにおいて第40回世界連邦平和促進全国宗教者・信仰者大会を開催し、大変多くの参加者を得て、盛大に開催されました。
開催にご努力いただいた関係各位に厚く感謝申し上げるものです。
12月7日(アメリカ時間)ハワイのパールハーバーにおける慰霊行事も、これまた多くの会員にご参加いただき、私共の先達で葉上照澄大阿闍梨が始められた行事に世界連邦日本宗教委員会の皆様と例年通り参加し、行事を執行してまいりました。本年は参加38回の大会となります。大きな大切な行事として、皆様と祈りを続けたく存じます。
様々な活動の場を得て、世界の仏教徒との交わりを深める活動、世界連邦の樹立を目指す努力を続けたく存じます。
会員諸先生の一層のご指導をお願い申し上げ、本会の進展と諸先生のご健勝を祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

平成31年1月1日 
理事長 可兒光永