ミャンマー大地震に義援金・会員各位のご厚志をお渡し

2025年5月9日〜10日、水谷栄寛理事長(高野山真言宗 真照寺住職)がミャンマーを訪問し、ミャンマー大地震支援と慰霊をいたしました。

世連仏会員の皆様から寄託いただきました義援金を、ミャンマー日本人会の元会長 池谷修氏のご協力のもと、現地の医師にお渡しいたしました。

現地医療活動の充実のため、活用していただきます。

写真左から ミャンマーの医師・ラント氏/池谷修 元会長/水谷栄寛理事長

水谷理事長は、5/9にミャンマー入りし、ヤンゴンの日本人墓地を訪問し、旧ビルマ戦線戦没者慰霊碑にて、慰霊法要を行いました。

翌5/10には、早朝から、今回の大地震の震源に近い、マンダレーに入りました。

ニャンナー寺は、今回の地震で160名以上の方が亡くなり、23あるお堂のうち6つが崩壊し消失するという大被害を受けました。

マンダレー市内では、スカイヴィラというマンションの現地でも慰霊を行いました。スカイヴィラでは、300名以上が亡くなり、いまだに170名以上が行方不明のままです。

水谷の感想としては、被害自体は、事前の情報で想像されていたものより小さいと感じましたが、軍事政権下でのさまざまな規制と経済的貧困の中では、速やかな復興はなかなか難しいものがあるのではないか、というものです。

今回、義援金の呼びかけに対し、迅速にご対応くださいました、世界連邦日本仏教徒協議会の会員各位には篤く御礼申し上げます。
ミャンマーに対する当会の責務が、確実に果たされたと思っております。

今回、ミャンマーでの慰霊に先立ちまして、タイにて、ミャンマー地震の余波で倒壊したバンコク・チャトゥチャック区にあるタイ国家会計検査院のビルを5/7に訪問しました。前日の5/6にマスコミに公開されたばかりの現地で、犠牲者の方々の慰霊を行わせていただきました。

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